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鳥取県西部地震展示交流センター
   
 開館にあたって
2000年10月6日13時30分 ―――
 鳥取県西部を震源とする、マグニチュード7.3の「鳥取県西部地震」が起こりました。この地震で、日野町と境港市では最大震度6強を記録し、西部を中心とした鳥取県内各地はもとより、岡山県、島根県に渡って甚大な被害をもたらしました。
 住宅再建のための補助支援制度など公的な支援、近所での助け合いという地震以前から引き継がれてきた人のつながり、そして県内外から駆け付けた大勢のボランティアによる救援・復旧活動・・・。最大の被災地・日野町の住民をはじめ、被災した一人ひとりが、さまざまな支援をも糧にしながら生活を立て直し、今日に至っています。
鳥取県西部地震から6年―――
 当時の記憶が少しずつ風化してきている中、また全国で毎年大きな災害が発生している昨今、被災とそこからの復興の過程で経験してきたこと、教訓を振り返って後世に継承し、「防災力」を高める取り組みに生かしていくことがますます大切になってきています。

 ここに「鳥取県西部地震展示交流センター」を開館し、もっとも被害が大きかった日野町の住民や災害ボランティアなどが集って被災体験などを語らい、情報の共有や発信をしていく拠点としていきます。
 「鳥取県西部地震展示交流センター」は、写真・図書・映像等の資料を展示するとともに、当センターでの日常的な語らいや座談会・研修会などの催しを通して多くの交流を生み、被災体験・教訓を伝承していく場としていきます。
多くの方がそれぞれの体験や資料などを持ち寄り、ともに創っていく「場」となることを望んでいます。

         2006年10月6日
              鳥取県
              日野ボランティア・ネットワーク

 学び合う施設です
1)観て
 鳥取県西部地震をはじめとした、被災・復興活動の写真や資料、映像を視聴できます。
   
2)調べて
 西部地震に関する記録集、他地域の被災・防災資料、防災に関する図書を閲覧できます。
   
3)語り
 展示物を見ながら被災体験を語り合う。交流は備えへの第一歩です。
  
 
4)共に
 講演・座談会や体験型の研修を行い、防災力の向上につながるよう、努めています。
   

 展示交流センターでの視察研修
 展示交流センターを見学し、記録映像・写真などをご覧いただけます。
 被災状況の実際、復興活動の取組みなど、ご希望の内容に応じて、鳥取県西部地震や他被災地の支援活動経験に基づいたお話をします。また、内容によっては適任と思われる方・団体へおつなぎします。
 会場の都合もありますので、事前にご相談ください。 
 地域防災・災害ボランティアのご相談、各地研修会への出前講師
 「自主防災、何から始める?どこに気を付けたらいい?」・・・自治会や公民館の取り組み、団体や個人の方のボランティア活動についてなど、お気軽にご相談ください。
 必要に応じて、各地に出向いて研修会も行います。
 鳥取県西部地震関連資料の収集
 被災写真や自治会の配布物、調査や支援活動の報告書・写真など、鳥取県西部地震に関する資料を集めています。
 お持ちの方は、ご提供ください。
 展示交流センター、パンフレットのダウンロード
 *展示交流センターのパンフレットを、以下からダウンロードできます。
 *A4サイズの用紙(やや厚手が望ましい)に両面印刷し、3つ折りにしてください。
   (印刷指定画面で「ページの拡大/縮小」を「なし」にすると、表裏の位置が程良くなります)
  → 表面(PDFファイル562KB) 
  → 裏面(PDFファイル229KB) 


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