_/_/_/日野ボランティア・ネットワーク(ひのぼらねっと)_/_/_/ 2021/04/13
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〇5月の高齢者誕生月プレゼント企画
5月8日(土)9時半〜(予定)
日野町公民館(黒坂)
プレゼント:ポーセラーツのカップ(協力:宇田妃登美さん)、誕生カード
※ふだんは午前中に訪問準備をして午後から訪問活動を行っていますが、現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、午前中に訪問活動のみ行います。
〇わすれんぼカフェ(主催:わすれんぼくらぶ)
※新型コロナウイルス感染拡大防止に努めながら、毎月1回行っています。
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_/日野ボランティア・ネットワークのはじまり
平成12(2000)年鳥取県西部地震で最大震度6強を記録し、大きな被害を受けた日野町。その際、全国から駆けつけたボランティアの方々の心を町に引き継ぎ、ボランティアの輪を拡げようと、地震から半年後の平成13年4月に結成。町内外のボランティアのネットワークを大切にしつつ、町内のボランティアの緩やかな絆をつくろうと呼びかけています。
_/日野ボランティア・ネットワーク(ひのぼらねっと)の趣旨
「震災を契機に育ったボランティア精神を町に根づかせ、住みよい町づくりに生かしていこう」・・・という、自主的な組織です。
1)災害ボランティアセンターの活動を支援していくこと
※現在、日野町ボランティアセンター
2)ボランティアのゆるやかな絆(ネットワーク)をつくること
3)町内にボランティアの輪を広げること
4)町外のボランティアの人達とのつながりを大切にし、情報交換をしていくこと
_/日野ボランティア・ネットワーク(ひのぼらねっと)の主な活動
■日野町内を拠点とした活動
結成後、被災後の地域づくり活動(当初は災害復興活動も意識しながら)を様々な形で継続してきました(子ども〜高齢者の地域交流活動(見守り)、居場所づくり活動、不登校・未就業者支援など)。
●「高齢者誕生月プレゼント企画」● 平成14(2002)年4月から継続しているひのぼらねっとの中核となる活動で、基本的に毎月第2土曜日、町内に高齢者の方(2020年度は74歳以上)だけで暮らすその月生まれの方を訪問しています。誕生祝いをお届けして生活状況をうかがい、困りごとがあるときには相談内容を検討し、ボランティアや近所の方の支援、制度やサービスの紹介につなげたり、継続的な関わりを持ったり、しています。プレゼントは町内の団体・個人の方に協力していただくことでボランティアのつながりづくりに努めていおり、毎月の活動の場そのものがコミュニティの場となっています。
●「わすれんぼカフェ」● 認知症にならないためではなく、認知症になっても大丈夫…という地域にするため、誰でも気軽に立ち寄れ、ゆったりと過ごすことのできるカフェです。ひのぼらねっとのメンバーをはじめボランティアが、日野町地域包括支援センターなどと協働した「わすれんぼくらぶ」という組織として行っています。
■日野町内外で、鳥取県西部地震・その後の活動経験を生かす活動
被災した地域・住民の支援活動(被災現場で)
支援活動や防減災の取り組み普及(平常時)
ボランティア(支援活動者)のつながりづくり
●鳥取県西部地震展示交流センター● 平成18(2006)年10月6日開館。鳥取県から委託を受けて、日野ボランティア・ネットワークが運営してきました。
●ひの防災福祉コミュニティセンター/鳥取県西部地震展示交流センター● 令和3(2021)年4月1日開館。新たに日野町(一部、鳥取県)から委託を受けて、日野ボランティア・ネットワークが運営しています。
■町内外、県内外を問わず、地域活動、災害・防減災活動の取り組み支援(講座・講演・委員会など)
_/これまでの主な活動
■「地震に負けるな・ボランティア奮闘記」朝日新聞連載(平成13年〜平成14年)
■鳥取県西部地震 周年事業の開催(委託事業含む)
1年:ボランティア・サロン
2年:「炊き出し」イベント
3年:「復興式典」等で活動発表、記録パネル展、記録誌『わたしたちのボランティア活動ー2000年10月〜2003年10月鳥取県西部地震体験文集ー』発行など
4年:写真展
5年:写真展と記録誌『もし、中山間地で大地震が起こったら…〜鳥取県西部地震・ボランティア活動の実践記録』発行
6年:開館セレモニー&記念講演会「地域防災力を高める地域づくり」、記録誌『鳥取県西部地震後の見守りから、地域活動へ とんとん倶楽部から高齢者誕生月訪問・交流活動の記録〜』
7年:フォーラム「もし、再び災害が起こったら…〜中山間地における被災者支援をする側と受ける側の課題と教訓〜」
7年:フォーラム「被災体験をつなぐ、地域にいかす〜日野・輪島 被災地交流対話フォーラム〜」
8年:フォーラム「福祉と防災の連携で、災害にも強い地域づくり」
9年:フォーラム「被災体験を語り継ぐ〜防災の取り組みへ〜」
10年:ボランティア集会「これまでの10年とこれからを語らう〜地域活動・ボランティア活動の視点から〜」
11年:緊急リレー報告「東日本大震災支援活動〜西部地震の経験がどう生きたか、支援経験をどう生かすか〜」
12年:ひと巡りフォーラム「災害の経験と地域づくり〜鳥取県西部地震、東日本大震災、そして平時の取り組み」、防災福祉マップづくり研修会
13年:フォーラム「災害をも想定し、住民主体で地域を見直す」
14年:フォーラム「子どもを守る・子どもと創る〜母子・子どもと地域の防災・福祉活動を考える〜」
15年:「くろさか防災まちあるき〜鳥取県西部地震から15年、激震地黒坂のかつて・あれから・いま」及び記録誌「被災ママと関係者に聞く!子連れ防災〜鳥取県西部地震体験インタビュー〜」発行
16年:フォーラム「地域について、5人と多数の語り手たち〜地域の防災力・福祉力を高めるために、私たちは今、何ができるか?〜」
17年:フォーラム「西部地震以降の取り組みを、中部地震の対応にどうつなげられたか?〜多様なチカラの連携をいかした支援、そしてこれからに向けて〜」
18年:フォーラム「山陰連携、日ごろも災害時も暮らしを守る取り組みのバトン〜鳥取県西部地震・鳥取県中部地震・島根県西部地震〜」
19年:フォーラム「避難行動と避難生活を考える〜平成30年7月豪雨・台風災害の経験を踏まえて〜」
■被災地の高齢者みまもりとボランティア育成事業「高齢者誕生月プレゼント企画」実施(平成14年4月〜)
■若者支援事業(平成16年度〜現在は継続的なサポート)
■わすれんぼカフェ開催(平成31年4月〜、ひのぼらねっと会員を中心に別組織「わすれんぼくらぶ」として)
■日野町公民館まつり、いきいきひのふれあい祭りなど地域行事運営への参画
■日野町見守り連絡会、地域包括支援センター・社協等とのケース協議など、住民・地域支援の取り組み
■県西部地震展示交流センター運営(平成18年度〜、県委託事業)
■県内外各地で防災・減災や福祉力向上のための研修・講演・委員会参画など啓発活動、取り組み支援
■他被災地での支援活動(発災直後〜復興期)
_/主な受賞歴
*「第15回防災まちづくり大賞 総務大臣賞」(2010年)
https://www.bousaihaku.com/town/5688/
*「平成22年度防災功労者防災担当大臣表彰(防災思想の普及)」(2010年)
*「日野町表彰」(社会福祉、防災思想の普及)(2010年)
*「平成25年度防災功労者内閣総理大臣表彰(防災思想普及、地域防災力向上)」(2013年)
_/ご紹介いただいた冊子等(リンク)
*『地域防災』(2017年12月号、一般財団法人 日本防火・防災協会)
https://www.n-bouka.or.jp/local/pdf/2017_12_32.pdf
*『平成29年度地域づくり団体活動事例集 地域づくり団体による防災・減災・復興支援』(2017年12月、一般財団法人 地域活性化センター)
https://www.jcrd.jp/publications/casestudies/2017/cat4836/
_/連絡先
ひの防災福祉コミュニティセンター/鳥取県西部地震展示交流センター 日野ボランティア・ネットワーク
〒689‐4503 鳥取県日野郡日野町根雨130‐1 日野町山村開発センター2階
TEL(FAX兼用) 0859−72−2220
Mail hinovnet*ybb.ne.jp
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